社会への貢献
環境についての取組み
環境問題は地球規模で深刻化しています。私たちは、地球の環境保全に貢献するため、社員一人一人が環境改善に取り組み社会に貢献できるよう努力を続けています。
ISO 14001習得
ISO 14001(2015年度版)を認証習得
※ISO 14001:2015は鶴町事業所、北日本営業所、東北営業所、名古屋営業所、広島営業所は除く
マイクログリッドシステムの導入
マイクログリッドとは電力会社の大規模集中電源と異なり、複数の分散型電源、つまりオンサイトエネルギーを需要地で発電供給するシステムです。
太陽光発電・風力発電・コージェネレーションなどを効率的に運用し、特定の地域に発電電力を供給する小規模な電力供給網です。新エネルギーの普及促進とエネルギーセキュリティの向上が期待されるマイクログリッドは、自然エネルギーなどを活かして省エネルギーやCO2排出量削減・地球温暖化防止にも繋がります。
当社が導入設置したマイクログリッドシステムの特徴とその効果
太陽光発電:4kW 風力発電MAX:0.8kWを設置。
その他系統連系外で太陽光発電合計46kWを近隣倉庫に設置しています。
マイクロコージェネ25kW(本社)
マイクロコージェネ6kW(別棟)を設置。
25kWコージェネは電力や都市ガスの供給が遮断されても単独で始動できるよう「ブラックアウトスタート」機能を備え、LPG13A(又はCNG)ボンベで切り替え運転可能なようにスタンバイされています。
6kWコージェネは電力供給のみならず排熱を空調用デシカント・床暖房・給湯に最大限利用しています。
ガスと電気のハイブリッド空調システム「スマートマルチ」(本社ビル2018年竣工)を採用しています。
GHPとEHPの冷媒配管を共通化し、大阪ガスの遠隔制御サービス「エネフレックススマート」の制御でガスと電気を最適なバランスで利用。省エネ省コストな運転を実施しています。
導入効果
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常時運転のマイクロコージェネ6kW・風力発電・太陽光発電により、
環境や快適性を損なうことなく
省エネルギーを達成 -
省エネルギー率:10.5%
さらにCGS25kWをピークシフト運転すれば
省エネルギー率が16%の低減が可能 -
CO2排出量:約11%削減
さらにCGS25kWをピークシフト運転すれば
CO2排出量が約13%の削減が可能 -
電力会社との供給契約を変更により
施設全体の光熱費:約28%削減
本社ビルが高圧引込み、第1倉庫から第5倉庫は低圧引込みで
個別に受電契約から、本社一括で高圧受電し、
各倉庫に供給する方式に変更
マイクログリッド鳥瞰図
地域貢献
マイクログリッドシステムの構築により、災害等で購入電力が停電した場合でも業務に必要な電力をブラックアウトスタートで確保することが可能となっています。
また緊急時には倉庫余剰スペースを近隣住民の避難場所として開放することで、住之江区と『災害時における防災活動協力に関する協定書』を締結しました。
当社のマイクログリッドシステムにより、被災時でも明かりと温かさを確保できます。