新規事業
海洋生簀・浮桟橋
国内で主流のスチール製養殖生簀に使用されている浮力材には発泡スチロールをPEカラーシートで覆ったものが多く使用されております。これに紫外線が当たる事により外層のPEカラーシートが破れ、更に中の発泡スチロールが波風によって海上に浮遊し、それを魚が餌と間違って食べるなど食物連鎖に与える問題が懸念されます。
2015年国連サミットにおいて全会一致で採択された持続可能な開発目標17(SDGs)に掲げる目標14「海洋資源」に関連し、当社の生簀は浮力材をポリエチレンパイプとすることで、これらの問題を解決し持続的に海洋資源を得ることが可能になります。
生簀の特徴
- 円形生簀や方形生簀の2種類を養殖する魚種により製作が可能です。
- 生簀の大きさは自由設計できます。
- 小割を組み合わせた連結タイプにより作業効率が良くなります。
- 作業用足場(デッキ材)が広く取れることにより、生簀での作業が容易になり、Non-Slip構造により海への転落が無くなります。
浮桟橋の特徴
- 浮力材となるポリエチレンパイプの口径を大きくすることにより乾舷調整が出来ます。
- ブラケットの種類を多く取り揃えており、多様な浮桟橋の設計が可能です。
海洋ダンパーロープ
生簀の係留において、ナイロン製のロープやワイヤーロープが用いられております。
潮位変動などにより係留ロープにテンションが掛かり、切れてしまうケースが多くロープの取替作業などが大きな負担になっておりました。
そこで高強度・高弾性なゴムにより、衝撃と振動を吸収するロープ(ダンパーロープ)を開発致しました。
電力コンクリート柱体内検査用小型カメラ
車輛衝突などによりコンクリート柱の内部破損状況を点検する為に開発致しました。
電力会社の供給管内においてコンクリート柱の数量は膨大な数になるため、配備に係る費用も大きな課題でした。また様々な場所で簡単で早く点検ができることが求められ開発したのがこの商品です。簡易式であるため低コストが実現できた商品です。
電力絶縁油拡散防止カバー
本商品は、落雷の影響で変圧器(30kVA以下)本体から絶縁油が漏油した場合に変圧器を取り替える時に用いるカバーです。