BCPの取り組み
BCP(Business Continuity Plan)とは。
企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと。
BCPに取組んだ背景
近年頻発する地震・津波による災害
- 阪神・淡路大震災
M7.31995.01.17
- スマトラ沖地震・津波
M9.32004.12.26
- 能登半島地震
M6.92007.03.25
- 新潟県中越沖地震
M6.82007.07.16
- 岩手宮城内陸地震
M7.22008.06.14
- 東北地方太平洋沖地震
M9.02011.03.11
- 熊本地震
M7.32016.04.16
- 大阪府北部地震
M6.12018.06.18
将来の南海トラフ地震発生の可能性
地震の規模
M8~M9クラス地震発生確率
30年以内に70%~80%
地震国日本
世界中の地震の
約10%が日本で発生さらに大地震では
約20%が日本で発生
災害時の新和産業の役割と対応
ライフラインに必要なガス配管部材を全国各地のガス事業者様にお届けしています
1995年1月17日の阪神・淡路大震災の教訓を生かし、
地震などの災害時に必要な復旧資材の供給ができる体制を整えています
24時間365日災害時でも事業が継続できる仕組み(BCP)を構築し維持しています
資材倉庫を本社(大阪)・関東(茨城)・九州(福岡)に設け、
スピーディーな納品体制を構築しています
有事にて何れかの資材倉庫が被災しても他の資材倉庫にてフォローを行います
新和グループの大規模災害時の事業継続計画(BCP)の導入システムの一例
震災に対して企業のポリシーとして、地震・テロが発生しても、事業継続ができるように、手段としてマイクログリッドの計画・導入を行いました。(創業60周年記念事業)
マイクログリッドの導入内容
- マイクロコージェネ【25.0kW】:停電時対応型※
- マイクロコージェネ【6.0kW】:排熱は空調用デシカント・床暖房・洗面給湯に最大限利用しています。
- 自然再生エネルギー【60.6kW】:風力発電(MAX0.6kW)、太陽光発電60kWを設置しています。
※停電時対応型:マイクロコージェネ25kWは災害時、電力や都市ガスの供給が遮断されてもシステムが構築できるよう、停電時にも単独で始動できる、「ブラックアウトスタート」機能を備えています。
また都市ガス遮断時もLPG13A(又はCNG)のボンベに切り替えて常時防災兼用機として、いつでも運転できるようにスタンバイしています。