新和の開発力
より高い技術にこだわり、
特許出願数500件以上・技術賞受賞回数10回以上
新和産業は全国に広がる営業活動を通じて、ガスの工事現場にあるさまざまな情報を収集し、お客様・メーカー様と共同で新しい技術や商品を開発してきました。その成果は特許出願数で500件以上という数字に表れています。
また、ガスを止めずに工事ができる工法「マジックジョイント」を大阪ガス㈱様と共同開発。火薬を真空状態で爆発させることで、ガスの流れを止めずにガス管をジョイントすることを可能にしたこの工法は高い評価を受け、日本ガス協会様より「技術賞」を受賞しました。このほか、現代の屋内配管の主力工法であるフレキシブル管、この接続方法を本格的にワンタッチ化した「ワンタッチ式フレキ管継手」では技術大賞を受賞し、これを含む技術賞の受賞回数は計10回以上にのぼります。
日本ガス協会太田賞及び技術賞受賞歴
- 昭和52年度(1977年)太田賞受賞高性能新穿孔遮断工法
- 昭和60年度(1985年)太田賞受賞安全アダプター
- 平成2年度(1990年)技術賞受賞ノーブロー絶縁継手及び遮断弁切込工法
- 平成2年度(1990年)技術賞受賞特殊パラソル型ガスバックを用いた支管ノーブローバイパス工法
- 平成4年度(1992年)技術賞受賞都市ガス用マジックジョイント
- 平成12年度(2000年)技術賞受賞本連絡用PE-GMⅡ接合材料
- 平成14年度(2002年)技術賞受賞ワンタッチ式フレキ管継手の開発
- 平成15年度(2003年)技術大賞受賞ワンタッチ式フレキ管継手の開発
- 平成26年度(2014年)技術賞受賞鋼管及び鋳鉄管高速切断機の開発
- 平成28年度(2016年)技術賞受賞塩ビライニング鋼管の塩ビ被覆剥離方法と狭所での防食措置方法の開発
- 令和4年度(2022年)技術賞受賞ガス用グリップ型継手(架空部連絡配管用継手)の開発
新和産業の技術史
-
マレアブル製メーターユニオンの開発
マレアブルは形状によっては鋳造が難しく材質的に加工しにくいものでした。
従来の砲金製のものから安価な材質で品質の良いものの開発は新和産業のガス事業参入を決定付けた商品となりました。 -
出湯管シャワーフレキ
可とう性と密封性を兼ね備えたステンレス鋼フレキの開発は、特に人々の手に触れることの多い商品として普及しました。
-
PLSM継手
1970年代初頭より、ガス業界でもメカニカル継手が開発され、PLS鋼管(一層管)、SGP管(白鋼管)とPLP管(二層管)さらにポリエチレン管への対応と4管種の使い分けが必要となり、接合材を選択可能なオプションとすることで対応を実現。
さまざまな施工状況に対応できる4種管対応PLSM継手は、安全性はもちろん経済的、施工の利便性から普及した商品です。 -
ノーブロー絶縁継手
高い絶縁性と防食性・耐火性能をもち、小型軽量且つ強度が強く取り付けが容易で施工性・安全性・利便性を飛躍的に向上させました。
これにより高い評価を頂き、平成2年度日本ガス協会の技術賞を受賞することとなりました。 -
支管ノーブローバイパス工法
既設のガス管を部分的に切断して修繕するバイパス工事。
複雑であったその工程を特殊パラソル型ガスバックの開発と共に大幅に改善しました。後にPE管用としても応用された工法です。 -
マジックジョイント
マジックジョイントは配管に取り付ける為のサドル部とクランプ部から構成され、サドル部には切削用刃先がついたピストンとピストンに推力を与える火薬と発火装置が取り付けてあります。
刃物のついたピストンを火薬の爆発によって推進させ、その推進力で既設管を活管の状態で穿孔し分岐孔を作ります。
これによりスピーディな施工を可能としました。 -
PE-GMⅡ本連絡接合材料
本製品は、かつて複雑な手順を必要とした既設の鋳鉄管とポリエチレン管を接合する施工の利便性を大幅に向上させる商品として開発。コストダウンはもちろん、安全性を保ったまま工程を簡略化できます。
-
ワンタッチ式フレキ管継手
ワンタッチ式フレキ管継手はフレキ管をスパナなどの工具を用いずに、フレキ管を手で差し込むだけで接続でき、さらに接続したフレキ管を自由に回転して調節できるという、まさにフレキシブルなガス管接続を可能にする継手。平成15年日本ガス協会より技術大賞を受賞。
-
工具の開発
その他、正確に施工・機能させるために新和産業が開発・改良を加えた数多くの工具が存在します。